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6月の予定 ~ キャンプ日和の梅雨晴れ間!コジ月間! [その他オペラ関連]

6月は上旬に新国立劇場での「コジ」の集中参戦を予定します。作品・演出・伴奏の観点で、初日を除いた4回という準皆勤の方針を立てました。震災直撃シーズンとの関係では、演出面は主催劇場の再開2作目にして新制作の再演、伴奏面はその直後の4演作で登壇の指揮者の再来日という奇縁が重なりました。もし2年前に演出家の1カ月近い拘束の滞日決断がなければ、"お盆コジ"は「覆水盆に返らず」だったかもしれません。その翌月の「蝶々」では震災後初の当初配役が無事に揃い、海外で実聴の知人らに好評の指揮者の手腕に耳をそばだてました。さらに、当月の「コジ」初日の翌日に楽日を迎える「ナブッコ」の指揮は、「コジ」の新制作時の予定者が務めていて結果的には今回が主催劇場初登壇となりました。再演をにらんだ想定範囲か調整結果の産物かは知る由もありませんが、巡り合わせに運命のいたずらを感じます。因縁話から未来に目を移せば、指揮者は残念というよりも恨めしくも出番予告がなく、次の来日を首を長くして待ちます。一方の演出家は二期会が同じモーツァルトで起用との朗報が舞い込み、いやがうえにも次回作に期待大です。前月の初期ヴェルディ2作から当月の「コジ」へと偏愛作が連続した幸運に恵まれつつ、ペラゴロ生活は今シーズンの終盤に備えます。予定は5月31日現在。(画像は「クラシック分野で最も美しいチラシ」との知人評の劇場が主催の室内楽祭のチラシ)
13-6.jpg 4日「ナブッコ」新国立劇場
  目にも耳にも細やかな表現よりも大胆な展開を重視の舞台の楽日へ
 6日「コジ・ファン・トゥッテ」新国立劇場
  一杯飾りの見た目2層のモール街から変幻自在の盆舞台の2日目へ
 9日「コジ・ファン・トゥッテ」新国立劇場 
  週末の暇つぶしを兼ねて"お盆コジ"の衝撃が忘れられずに3日目へ
12日「コジ・ファン・トゥッテ」新国立劇場 
  少なくも作品・演出・伴奏の3点で居ても立ってもいられずに4日目へ
15日「コジ・ファン・トゥッテ」新国立劇場 
  かくなるうえは主催劇場の今楽季の洋物楽日とも重なる聴き納めへ
19日「ドン・パスクァーレ」二期会
  3年ぶりのベルカント物のしかも喜劇に果敢に挑戦の若手の声援へ
29日「ブエノスアイレスのマリア」東京オペラシティ文化財団
  下旬の暇つぶしとして好奇心から民族音楽に分類の南米産オペラへ
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