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ヴェンドーム・プロダクションほか「屋根裏部屋のマリアたち」 ~ 屋根裏のヴィーナス讃歌 [その他音楽以外]

maria.jpg8月12日・ル・シネマ2・正面後方自由席
世上での旧盆休暇の週末の暇つぶしとして山の手の映画館から下町の博物館劇場での若手オペラへの直通の地下鉄を利用の酔狂な行程の前半戦に7カ月半ぶりの劇映画へ参戦。後半戦への移動時間から逆算の八つ時に開映の洋画は1960年代のスペインからパリに家政婦として出稼ぎの5人の婦人が直接の外題役ながら主人公には彼女らとの交流やその一員との浮気の末に後日譚的な大詰では見事に再婚を暗示の証券会社の経営者紳士を据えた筋書的には中年男の外国人労働者の共同体での異文化発見が二の丸、自家の家事使用人との恋愛成就が本丸とも理解の都会喜劇に予想外に引き込まれながら当時の同業就業者の類型とも憶測の五人五様の個性的な性格と状況の家政婦群像と社交界の交友にやや背伸びの社長夫人の美人妻との二元世界を寄宿学校に在籍の息子2人の無邪気な辛口台詞を香辛料に玩味しつつ「タンホイザー」との符号の側面も想起の女中連からは神格化の善行とは言え人生の折返不能点を越えた見方によっては跡目相続の社長業の故にこそ強烈な恋愛感情に覚醒の対象の如何にも象徴らしい聖母名の家政婦を半ば追いかけた主役の偶発的な屋根裏部屋での単身生活に彼の境遇からは初経験の彼の地での児童心理は不明ながら国内での男児の基地遊びや冒険行動にも似た心境とも推測の展開に二元的な構図に希釈の典型の恋愛劇を傍観者として堪能。身分制時代から連綿と継続の女中の生活態様を垣間見つつ19世紀に風靡のファム・ファタル文化を脈々と承継の深層心理に思いを馳せながらベッリーニの信教に由来の政治構図が背景の甘美な音楽世界に向けて劇場を後にしました。
アフターシアターは、移動先での空き時間を利用の喫茶に「シルクリバー」で。
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