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南條年章オペラ研究室「ピラータ」[演奏会形式] ~ 本邦創唱の若手らの熱演 [国内公演団体]

pirata.jpg7月29日・津田ホール・正面後方自由席
前年と同一行程の「発表会デー」の後半として古今東西で前代未聞と推測の演奏会形式・ピアノ伴奏ながら一声楽教室が毎年1作上演でのベッリーニの全作を10年計画で挑戦との前回の泰西名曲的なセミセリアから一転の「本邦初演」と言う出世作のセリアを選曲の本企画の2回目に主催教室の本拠地劇場へ参戦。開演時刻には余裕の会場入口では在庫放出とも思える声楽発表会には場違いな今秋のオケ物公演のチラシ束を受け取って門弟係員の手慣れた対応で入場後は暫時の待機を経て序曲を割愛での劈頭は不足の男声を若干に補強の総勢約30人の発声に定評の門下生による「ナブッコ」が継受とも思える劇的表現に優れた開幕合唱で幸先良く開演の当夜は近時では本教室のソプラノ三枚看板とも言える侯爵妃役はやや生硬ながらも難役を邦人離れの構えの大きな歌唱と指導者の薫陶を反映の技巧が併存の殊に後半幕ではほぼ歌い通しの敢闘での注目の狂乱歌は前段の切々の慈愛よりは後段の堂々の激情が際立った恰幅に優れた熱唱、その相手役の伯爵役は発声と技量の両面で研鑽の成果に由来とも思える余裕からの表情付けにも飛躍の一座のプリモとしての存在感が向上、その敵役の侯爵役はやや感情の表出に慎み深い個性ながら登場歌のカバレッタでは城主らしい既に馴染みの黒い声質での凄みが増大の威風堂々の歌い振り、期待の前半幕の同趣曲では比較的快速の終曲では合唱陣の奮闘での最終音は宗教曲を彷彿の終結に声楽美の一典型を形成の五重唱の後は主役陣への負担と本企画の性格の反映とは思いながらもストレッタ好きにはベルカントの愉悦にやや欠乏の序曲にも登場の躍動旋律で侯爵妃の苦悩を浮上の長短の音楽が交錯の大詰感に満ちた繰り返しの割愛措置に重唱部との不均衡を感じつつも脳内補正の自助努力で対応。今回は脇役の男声高低2人の力量向上の行方に企画完遂までの関心を寄せつつも侍女役の端役ながら歌唱は勿論にスズキを連想の登壇中は常時に悲劇の主人親子を気遣う表情と所作にやや大袈裟ながら見立て文化で陶冶の想像力に特性の同胞には演奏会形式でも本格公演と同等的な舞台性を醸成の効能を再認識しつつ翌年には当夜作の次作のレア物との第3弾に大いに期待を抱きながら劇場を後にしました。
  「航跡の一筋光る夏の潮」 昭成
アフターシアターは、劇場で会った知人らと手近に「猪八戒 千駄ヶ谷店」で。
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