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新国立劇場「蝶々夫人」 ~ 俊才の伴奏に魅了の2時間 [新国立劇場]

butterfly.jpg6月18日・新国立劇場・4階正面D席
日米イタオペ競演の日本側の後半作として「コジ」との交互上演による代役騒動からの隔絶と実に隔年の四演に由来の低関心の故に埋没感の否めない興行の平日マチネの楽日へ2月の「椿姫」のような演目への魅力が皆無ではないながら同様に独唱陣と演出には無関心のままに昨夏のペーザロでの「チェネ」で好演との知人からの報告を信頼して専ら未聴の指揮者のみを目当てに漸くの参戦。果たして「期待と満足は反比例」との法則を凌駕の既に世界の檜舞台で活躍と言う仏系指揮者の音楽づくりは本作でのイタオペの到達点に位置付けの作曲家の一面では総決算とも言える美質を見事に実音化の名旋律の運びはかくあるべしとの願望をさらに上回るオペラ伴奏への天分を実証の管弦楽で悲劇の少女に慈愛の眼差しを向ける作品の本質を衝くような感興が全編を支配の見事な呼吸感での節回しを一心不乱に傾聴して本作での起用の決定者に謝念の一方で繰り言ながら前半作での交代劇が無ければ同月に今世紀前半のピット界の一翼を担う2人の俊英の競演が極東の歌劇場で実現との痛恨の念も湧出。外題役は音楽の流れには追随ながら邦語と同一の女中の役名が聞き取れない程の発音の歌唱に次回登場の未知の東欧物に期待して一方の中尉役は歌い慣れた歌唱の安定した出来映え。もはや再参戦の不能な楽日選択を猛省しつつせめても劇場図書館での映像鑑賞による再拝聴とピットへの再登場の機会を待望しながら劇場を後にしました。
  「長崎の丘碧々と皐月波」 昭成
アフターシアターは、夏の得意客への特別提供品を目当てに「とんかつ 三太」で。
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